2006年08月25日
ラケットコレクション9
ProKennex Black Ace です。graphite 100%の薄くて硬いフレーム。古典的ですが、現代ラケットの原点といえる物だと思います。芯を食ったときの打球感は爽快そのもの。でも、外すとすごい衝撃で、全く飛びません。ProKennexは日本ではあまり知られていませんが、欧州では老舗で自前の大工場を持っており(持っていた?)多くの有名メーカーはそのOEMという話もあります。このラケットの後継は、現在も存在しているようです(Type-C Redondoとかいったと思います)。日本では有名プロが使わないと売れないようで、残念です(Volklとかもそうですね)。
これまで、いろいろ古いラケットを紹介しましたが、殆どグリップは革です。最近のラケットは、ツアーモデルであってもほんの一部しか革グリップはありません(最近のPrestigeも革ではありません)。メーカーの側からすると、振動吸収性がシンセの方がよいから、ということだと思いますが、私は単純にそうは思えません。一番はコストダウン。次に、(逆説的ですが)振動をグリップで吸収しないとダメな硬いフレームになったため、と考えています(どちらがいいとはいえませんが)。
これまで、いろいろ古いラケットを紹介しましたが、殆どグリップは革です。最近のラケットは、ツアーモデルであってもほんの一部しか革グリップはありません(最近のPrestigeも革ではありません)。メーカーの側からすると、振動吸収性がシンセの方がよいから、ということだと思いますが、私は単純にそうは思えません。一番はコストダウン。次に、(逆説的ですが)振動をグリップで吸収しないとダメな硬いフレームになったため、と考えています(どちらがいいとはいえませんが)。