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テニス:週末プレーヤーのなぜ? 週末テニスプレーヤーの素朴な疑問、思いつきメモ、ラケット紹介等。

ラケットコレクション9

ProKennex Black Ace です。graphite 100%の薄くて硬いフレーム。古典的ですが、現代ラケットの原点といえる物だと思います。芯を食ったときの打球感は爽快そのもの。でも、外すとすごい衝撃で、全く飛びません。ProKennexは日本ではあまり知られていませんが、欧州では老舗で自前の大工場を持っており(持っていた?)多くの有名メーカーはそのOEMという話もあります。このラケットの後継は、現在も存在しているようです(Type-C Redondoとかいったと思います)。日本では有名プロが使わないと売れないようで、残念です(Volklとかもそうですね)。
これまで、いろいろ古いラケットを紹介しましたが、殆どグリップは革です。最近のラケットは、ツアーモデルであってもほんの一部しか革グリップはありません(最近のPrestigeも革ではありません)。メーカーの側からすると、振動吸収性がシンセの方がよいから、ということだと思いますが、私は単純にそうは思えません。一番はコストダウン。次に、(逆説的ですが)振動をグリップで吸収しないとダメな硬いフレームになったため、と考えています(どちらがいいとはいえませんが)。



ラケット | 投稿者 BHaus 22:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットコレクション8

Wilson T2000です。この前、ストリングを張ってもらおうとスクールのコーチに、「T2000 知ってますか」と訊いたら、知りませんでした。。。まあ、20代なので仕方ないですね。言わずと知れたコナーズのラケットですね(コナーズの名前だけは知っていました)。両手バックでフラットをブッ叩いていたコナーズ。彼とエバートが開発に関わって出来たのがプロスタッフですが、それとは全く違うラケットです。エバートは木製から現プロスタッフに移りましたが、コナーズはずっとT2000 にこだわっていました。しかも、片側(3時か9時のどちらか)だけに錘をつけていたそうです(驚)。



ラケット | 投稿者 BHaus 10:19 | コメント(3)| トラックバック(0)

フレックスポイントって?

HEADのFlexpoint、フレームの3時と9時の部分が細くなり、しかも穴が開いているものです。メーカーの説明は、



右図のようになり、ボールを包み込むので、コントロールが良くなる、というようなものです。これって本当でしょうか?私は、たぶん無いのではと思っています。上のような概念図は見たことはありますが、高速カメラで実際に図のように逆側に撓った写真は見たことがありません(もしあれば、ご存じの方教えてください。メーカーの言うこと信じます)。少なくとも面の中央よりトップ側に当たった場合(通常のショットはここを使っていると思います)は図とは反対側に折れますし、真ん中よりやや下に当たったとしても、上部にも同じ方向の力が加わるので、よりしなる方に折れるはずです。
ただ、打った方の感想は、確かにコントロールがよくなったとのことです。私は、単にしなりが大きくなったためにそうなるのだと思います。基本的に、コントロールのよいラケットは、柔らかく撓るもので、撓ることによってエネルギーを吸収し、飛びすぎを押さえていると考えています。最近のラケットは材質が進歩(?)して硬くなり、その分コントロールし辛くなっていますが、素材はそのまま(最新の素材でないと宣伝になりませんし)少し撓りを大きくした、というのがFlexpointの本質のような気がします。
多くのプロが、Flexpointのコスメラケットで、中身は古いモデル(Prestige, Radical)を使っているそうですね。おそらくプロは、1点のみ撓るのが感覚に合わないのだと思います。
思いつきメモ | 投稿者 BHaus 12:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットコレクション7

レンドル、マッケンロー、ベッカーときて、忘れてはいけないのが、ビランデルです。Rossignol F200カーボンは、フェース下部のフレーム曲率が通常とは逆になっています。非常に柔らかいラケットで、スロート付近が簡単にヒビが入ってしまうそうです。トリコロールカラーの小さな鶏がデザインされています。フランス製、流石に洒落ています。






ラケット | 投稿者 BHaus 09:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

ラケットコレクション6

Puma Boris Becker Winnerです。Beckerが彗星のように現れ、ウィンブルドンでいきなり優勝してしまったときのラケットです。この後、Boris Becker Superが出て、Estusaに移っていきました。卵形の形状はほとんど同じですが。このラケットの大きな特徴は、グリップエンドにPCSというネジって長さを調節する機構がついていることです。
これも、非常に硬く重い感じです。ProStaff Tourを使っている私としては、重量はさほど気になりませんが、トップライトでない分、振ると重さを感じます。BeckerはPCSを一番長くして使っていたということですが。。。
フレームの銀と赤の境目を目安に、Beckerはボレーしていたという噂がありますが、本当でしょうか?



ラケット | 投稿者 BHaus 09:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットコレクション5

新旧の Maxply McEnroe です。ご覧の通り、ストリングまだ張っていません(打ったことがありません)が、McEnroe ファンとしては必携でしょう(笑)。
木製のオリジナルは、McEnroe初のsignatureモデルで、大変話題になったものですが、弟Patricが使っていた(先日紹介した)Max200Gを貸してもらったら気に入り、いきなりウィンブルドンでMax200Gに変えてしまったというものです。
グラファイト復刻版のMaxply McEnroeは、シニアツアーで実際に使っているものです(少し前までは Volkl の C10Pro を使っていました)。型は300Gと共通だと思いますが、重量やバランスを少し変えています(98sq.in、310g、バランス:320mm ですから、Pure Driveとか今はやりのスペックに近いですね。少し重めですが)。デザインの共通性とかうまく復刻していると思います。大変かっこいいです。(ちなみに、今、Tennis Warehouseで$70で売っています!!)




ラケット | 投稿者 BHaus 09:03 | コメント(3)| トラックバック(0)

閑話休題1

今、甲子園真っ直中ということで、テニスではなく、野球について書いてみます。
私の出身高校は進学校で、どう考えても甲子園には出場できるような高校ではありません。基礎体力、練習量、センス全てにおいて甲子園の常連校とはかけ離れています。そのような高校でも甲子園に出られる方法を考えてみました(ほとんど冗談です)。今日は、まずピッチャーについてです(バッターに関してはまた別の機会があれば)。
条件:
・練習量は1日高々1時間程度
・基礎体力はあまり無い
・特別なセンスを持っているわけではない
つまり、頑張っても140kmの速球を投げられる、あるいは切れの良いスライダーが投げられる投手を育てることは難しいとします。さあ、どうしましょう。私が監督なら、3年間ほどの猶予をもらって、3人ほど、そこそこ体力がありそうで、かつ指の長い学生を選抜し、3年間徹底的に「ナックルボール」を練習させます。
理由:
・野球において最高の変化球はボールの回転がない球
 サッカーでも無回転のボールはキーパーが最もとりにくい(揺れる)ようです。
・無回転の変化球はフォークボール等ありますが、とにかく最も投げやすい方法で
 完全な無回転の球、なんとか3年かけれが投げられるようになるでしょう。
 他の変化球はいらないし、球速は80km/hでいいのですから。
・指が長い方がナックルボール投げやすいそうです。
・3人いれば、そのうち好調な投手を投げさせられる。
・進学校は中高一貫教育なので、中学生の頃から練習できます。
・甲子園の予選は、プロのリーグ戦と異なり、ほとんど初対戦です。
 ナックルボールを経験した高校は(今のところ)無いはず。

こんな馬鹿なことを考える高校野球の監督はいないでしょうねえ。。。
その他 | 投稿者 BHaus 18:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットコレクション4

Lendlラケットを紹介したので、今度はライバルMcEnroeのラケット、Dunlop MAX 200G です。日本では、幾つか違った塗装のバージョンもあるようですが、中身は同じです(海外ではこれだけ)。確か1984年、McEnroeはこのラケットで年間に3敗しかしなかったという現在も破られていない記録を打ち立てています(2005年Federerが挑みましたが、最後に負けて4敗)。また、女子ではGrafもこのラケットでゴールデンスラムを達成しています。
非常に柔らかいフレームで、打ったエネルギーが吸収されるような気がしますが、重さもあり、ストローク、ボレーともに良いバランスで打てます。金の塗装がすぐに禿げてしまうので、コレクションとしては注意が必要です。








ラケット | 投稿者 BHaus 21:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットコレクション3

Adidas GTX-PRO です。言わずと知れたLendl全盛期のラケットです。
兎に角重い。はまったときのフラットドライブは強烈、爽快の一言です。でも、ボレーではスイートスポットに当たりません。。。私には到底使いこなせませんが、この卵形、図太い8角形の柄、小さな面は個性的でかっこいいです。この卵型、ベッカーのラケット(Puma、Estusa)もそうですが、面が小さい方が、ラケットのバランス(見た目)が良いようです。
今の20代の人は、このラケットで鬼のような強さだったLendl知らないんですね。残念です。







ラケット | 投稿者 BHaus 19:44 | コメント(0)| トラックバック(0)
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